さすがに朝晩は震えるほど寒くなりました。新型インフルエンザも猛威を振るっており、今年の秋は特に体調に注意が必要ですね。
さて、長崎の秋の祭りといえば「くんち」、長崎くんちは全国的に非常に有名ですが、長崎市内のあらゆる神社で「郷(さと)くんち」と称される大祭が開催されます。くんちは、北部九州の神社で盛んに行われている秋祭りの呼称で、収穫を感謝して奉納されるお祭りです。長崎の「長崎くんち」のほかにも佐賀県の「唐津くんち」、福岡県の「博多くんち」などがよく知られています。
長崎の郷くんちでも特に有名なのが長崎くんちの一週間後の14,15日に行われる伊良林地区の「若宮くんち」。「♪古いお宮を若宮と…」と「長崎七不思議」でも歌われている若宮稲荷神社で行われる大祭です。なんといっても、雌雄の狐に扮した若者が12mの高さの竹に登り、命綱無しで曲芸を演じる「竹ん芸」は毎年地元のメディアに取り上げられるほど長崎では有名で、国選択無形民族文化財に指定されています。また、竹ん芸のシャギリも県指定無形民族文化財されています。
昼の奉納のほか、午後8時と夜にも奉納され、夜の竹ん芸は幻想的です。ただし、写真を撮るには、フラッシュが使用禁止となります。
それでは、今年行われた夜の竹ん芸をご覧ください。2歳の子狐も非常にかわいいですので注目して観てください。
[高画質で再生]2009 竹ん芸[
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VPS2年前に行われた昼間の竹ん芸の動画もあわせてご覧ください。竹ん芸の詳細は、初代メインブログ「
ぼんでんの徒然日記」にも書いてあります。
次に、私の住む大浦地区で行われる大浦諏訪神社の「大浦くんち」。長崎くんちが開催される週の次の週の土日に大体行われます。大浦諏訪神社は、かなり歴史が古く、天正年間(1573~1592年頃)の創建といわれ、元禄6年(1693)大村藩4代藩主・大村純長が武運長久、子孫繁栄のため社殿を建立しました。祭神は建御名方命(たけみなかたのみこと)が祀られています。建御名方命は武神、農耕神、狩猟神として全国の諏訪神社で祀られ、信仰されているそうです。
今年は、私は土曜日が仕事だったため「お下り」を観ることができなかったのが残念でしたが、お上り前のお旅所での奉納踊りとお上りは見ることができました。踊り町は毎年自治会の持ち回りで北地区と南地区からそれぞれ1自治会、計2つの踊り町が奉納踊りを行います。今年は北地区より「元町自治会」南地区より「川上町上の区自治会」が踊り町を担当しました。「元町自治会」は南蛮文化との初めての交流をテーマに、小学1年生から中学1年生までの総勢14人で、タップダンスを取り入れた踊りを披露しました。子供たちが始めてみる異国の人々との交流をセリフは一切なしですべて踊りで表現しています。「川上町上の区自治会」は、子供たちによる日本舞踊を奉納しました。

元町自治会奉納踊り
午後3時からは、お上りが行われました。お神輿はお旅所を出ると早速次の曲がり角まで一気に走り「もりこみ」を行います。孔子廟前、梅香崎中学校近くの交差点を左に折れ、大浦天主堂下電停の交差点を過ぎ、弁天橋を渡りそして
長崎全日空ホテル グラバーヒル横から大浦天主堂前まで大浦天主堂下オランダ坂を駆け上がり、左に折れ大浦諏訪神社境内に到着、本宮前を最後の「もりこみ」を行い、ご神体は本殿にお帰りになり安置されます。
それでは、今年の大浦くんちのお上りの模様を動画でご覧ください。
[高画質で再生]2009 大浦くんち お上り[
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VPSなお、2年前の大浦くんちの奉納踊りとお下りの動画も合わせてご覧ください。大浦くんちの詳細は、初代メインブログ「
ぼんでんの徒然日記」にも書いています。
長崎・大浦地区(南山手・東山手旧外国人居留地、オランダ坂、孔子廟、グラバー園、オランダ坂、大浦天主堂など)の観光の宿泊には、
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